近年、大規模言語モデル(LLM)を基盤とする生成AIの技術的進展は、ライフサイエンス領域へも急速に拡大しています。タンパク質言語モデル、RNA言語モデル、さらには全ゲノム配列を学習基盤とするゲノム言語モデルの開発が進行しており、これらバイオ生成AIは生命科学研究を根本から変革する可能性を秘めています。本研究会は、国内主要研究者に集まって頂き、バイオ生成AIの可能性やゲノム言語モデル構築の課題、さらには実験検証との統合など、生命科学研究のパラダイムシフトを促進する場として発足しました。 第1回研究会では、浜田先生と白石先生から最新の研究成果を発表頂くとともに、バイオ生成AI、特にゲノム言語モデルに関して議論を深めることを目指します。
時刻 | 内容 | 登壇者 |
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14:00 | バイオ生成 AI 研究会発足の経緯 | 近藤遺伝研所⻑ |
14:05 | ROIS における生成AIの取り組み LLM.jp | 黒橋情報研所⻑ |
14:15 | バイオ生成AI(GLM)の研究動向 | 東光一(国立遺伝学研究所) |
14:25 | バイオ生成 AI に関する意見交換 | |
15:25 | 研究紹介1 | 浜田道昭(早稲田大学) |
15:40 | 研究紹介2 | 白石友一(国立がん研究センター) |
15:55 | 文部科学省の取組み | 文部科学省 |
16:05 | 閉会の辞 | 喜連川 ROIS 機構⻑ |